この記事は、バスタオルのイヤな臭いを簡単に取る方法とくさい原因を科学的に解説します。
結論を先に言うと、バスタオルが臭いのは、雑菌(モラクセラ菌など)による代謝物(菌のウンチ)が原因です。
また、簡単かつお金がかからずニオイを取る方法は60℃前後のお湯に10~20分つけることです(※高温がダメな繊維もあるので注意)。
バスタオルを何度洗っても臭いが取れない!
というか、どんどん酷くなってる気がする…
タオルが納豆臭いし、なんか酸っぱい匂いがするんだよね。
牛乳臭いこともあるしどうすれば良いの?!
こんな経験一度や二度あるのではないでしょうか?
何とも言えない”イヤ~な臭い”に頭を悩ます方は多いです。
特に梅雨から夏場は臭いが発生しやすく、憂うつな気持ちになりますよね…。
その臭いの原因は雑菌。
一見キレイに見えるバスタオルも、繰り返し使っているうちに皮脂や汗、タンパク質の汚れが溜まっていきます。
その目に見えない汚れが雑菌のエサになります。
雑菌が汚れを食べた後の排泄物があのイヤーな臭いの原因なんです。
この記事では、香料メーカーの元研究職のわたしが、科学的にわかりやすく解説します。
この記事を読めば、バスタオルの臭いに悩むことが無くなり、清潔な生活を送ることができますよ。
もちろん、バスタオルだけではなくタオル全般に使える知識です。
ぜひ最後までお読みください。
\そのタオル…ヘタってない?/
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そもそもバスタオルが臭くなる原因は?
バスタオルが臭くなる原因は、雑菌が繁殖するからです。
でも、なんでバスタオルに雑菌が繁殖するの?
- バスタオルに皮脂・汗などの汚れがつく
- 雑菌が皮脂などを食べる
- 雑菌がウンチ(代謝物)をし、イヤな臭いが発生
お風呂に入ってからだをキレイにしたつもりでも、からだにはアカ(皮脂)や汗、タンパク質などが残っています。
バスタオルで水分をふき取った際、皮脂なども一緒にふき取っているんです。
すると、バスタオルには皮脂などがつきますよね。
洗濯機は衣服と衣服をこすり合わせる(もみ洗い)ことで汚れを落とします。
洗剤は汚れを浮かしたり吸着する役割はありますが、基本的にはもみ洗いによる摩擦によって汚れを落としています。
しかし、洗濯機では手で洗うようにゴシゴシこするわけではないので、どうしても汚れが落ち切りません。
もちろん、ゴシゴシし過ぎれば今度は逆に生地が傷むので注意が必要ですが…
なお、縦型洗濯機とドラム型洗濯機で原理は違いますが、洗浄力に関して大きな違いはありません。
どちらを使用しているかということはあまり気にしなくても大丈夫です。
- 縦型洗濯機・・・もみ洗い
- ドラム型洗濯機・・・もみ洗い+たたき洗い
さて、皮脂の汚れはタオルを繰り返し使用するうちに少しずつたまっていきます。
雑菌にとってはエサが増えているのと同じなので、繁殖もしやすくなります。
つづいて、雑菌が増えやすい環境について見てみましょう。
バスタオルに雑菌が繁殖する理由と条件は?
雑菌が繁殖するのはつぎの3つの要素が関わってきます。
気温
気温がおよそ25〜40℃の場合に雑菌が繁殖しやすいと言われています。
「夏場は暑いので汗をかきやすく、タオルが汚れやすいから」と考えるかもしれませんが、それだけではありません。
夏は、雑菌が元気に活動しやすい気温であることも大きな理由です。
湿度
湿度も雑菌の生育に影響します。
雑菌は、湿度が80〜85%程度のときに増加しやすいです。
湿度が低い場合(乾燥している場合)、多少気温が高くても雑菌は繁殖しにくいですが、湿度が高いと活動的になります。
水回りが雑菌やカビが発生しやすいことは経験的にもわかると思います。
皮脂や汗の汚れ
雑菌はタオルについている皮脂やタンパク質などをエサにしています。
どんなにキレイに体を洗っても、必ずタオルに皮脂や汗などは残ります。
そして、すぐに洗濯せず放置する時間が長ければ長いほど、雑菌は指数関数的にどんどん増えていきます。
バスタオルの臭いの原因菌はモラクセラ菌
さて、ここまでの話ではずっと臭いの原因となる菌を”雑菌”と呼んできました。
しかし、雑菌とは特定の菌を表した言葉ではありません。
雑菌とは、ふつうの環境下にいる微生物の総称。
実際にタオルの臭いの原因を作る菌で特に有名なのが、真正細菌の一種であるモラクセラ・オスロエンシス(以下、モラクセラ菌)です。
この細菌は花王と愛知学院大学の河村好章教授により発見されました。
モラクセラ菌は、生乾き臭がする衣類から微生物を分離・培養することで同定されました。
また、2016年にはマイクロコッカス属細菌やスタフィロコッカス属細菌から汗様臭の原因物質が作られることも判明しました。
それがこのあと解説する「4-Methyl-3-hexenoic acid(4M3H)」です。
タオルの臭いの原因物質は4-Methyl-3-hexenoic acid(4M3H)
タオルの臭いの原因物質は複数あります。
- 2-Methylpropanoic acid(イソ酪酸)
- 3-Methylbutanoic acid(イソ吉草酸)
- 2-Methylbutanoic acid(2-メチル酪酸)
- 4-Methylpentanoic acid(4-メチルペンタン酸)
- 4-Methyl-3-pentenoic acid(4-メチル3-ペンテン酸)
- 4-Methylhexanoic acid(4-メチルヘキサン酸)
- 4-Methyl-3-hexenoic acid(4-メチル-3-ヘキセン酸)
汗様臭はマイクロコッカス属細菌やスタフィロコッカス属細菌、そして雑巾臭として強力な臭いの「4-Methyl-3-hexenoic acid」はモラクセラ菌の代謝物から検出されています。
その中でも4-Methyl-3-hexenoic acid(4M3H)が強力です。
和名では4−メチル−3−ヘキセン酸と呼び、臭いの質は”雑巾臭、酸臭、汗臭”です。
人によって”納豆臭い”、”牛乳臭い”、”生乾きの匂い”、”雑巾臭い”など感じ方はさまざま。
いずれにせよ…臭い!!
この化合物もまた洗剤メーカーである花王により発見され、日本農芸化学会2011年度大会で発表されました。
また、花王の特許「4−メチル−3−ヘキセン酸のニオイの消臭剤」では、4M3Hの嗅覚閾値についても記載されています。
嗅覚閾値とは、「ある化合物のニオイを感じる時の最小濃度」という理解でOKです。
閾値については別の記事で詳しく解説しているのでぜひお読みください。
嗅覚閾値を調べる実験では、「3つのグラスに特定の濃度のサンプルを250mLずつ入れ、専門家がニオイの有無を判定する」ことを行っています。
比較対象として用いられているイソ吉草酸もかなり臭い化合物(納豆臭、汗臭)ですが、それでも閾値は1ppm。
4M3Hはその100分の1の濃度である0.01ppmでもニオイがしているので、いかに強力なニオイかが良くわかるかと思います。
中鎖脂肪酸 | 閾値 |
---|---|
イソ吉草酸 | 1ppm |
5-メチル-2-ヘキセン酸 | 1ppm |
5-メチル-4-ヘキセン酸 | 0.5ppm |
4-メチル-3-ヘキセン酸 | 0.01ppm |
4M3Hは臭いけど、果物にも含まれているニオイ
※この項目は余談なので、興味がある方だけお読みください。
4M3Hを嗅いだ経験談
香料メーカーで研究職をしていたときに、4M3Hの原液を嗅いだことがあります😭
そして新人の頃、ちょっとしたミスをやらかしています💦
100mg程度入った原液のビンをドラフトの外で開けてしまい、部屋全体(中学校の教室2~3つ分くらいの広さ)に4M3Hの臭いが充満してしまいました💦
4M3Hは服にもつきやすいタイプのニオイで、近くにいた先輩も巻き込みました(先輩ごめんなさい😭)
4M3Hは私が嗅いだ化合物の中で最も酸っぱい”におい”でした…。
あなたはつぎのように考えるかもしれません。
雑巾臭がするニオイなんて、この世に存在しなければいいのに!
確かにイヤですよね、気持ちはよくわかります。
4M3H(4-メチル-3-ヘキセン酸)はかなり臭いですが…実は柑橘系の果物にも含まれているニオイ。
具体的には、柚子(ユズ)の果皮抽出物から4M3Hが検出されています。
>>ユズおよびコーヒーフレーバーの香気特性に寄与する微量成分に関する研究(宮里博成氏)
あの爽やかな香りがする”ユズ”からですよ?
信じられないですよね。
私もみかんの果皮の分析をしていたとき、結構な確率で4M3Hの匂いを確認しました。
もちろん4M3Hは全ての柑橘に含まれているわけではないと思いますが、柑橘にもごく微量含まれている”におい成分”であることは知識として持っておいて良いかもしれません。
4M3H単体は確かに信じられないほど臭く、トラウマもの臭いでした。
しかし、ユズの例のように極微量含まれていることで、ユズの”リアルな酸臭”を表現することができるんです。
「単体でイヤな臭い≠悪いもの」であることは、頭に入れておきたいです。
タオルの臭いを簡単に取る方法5つ
タオルの臭いをなくす方法を5つ紹介します。
ご家庭の環境やタオルの素材によりあなたが取るべき選択は変わります。
60℃前後のお湯に10~20分つける(おすすめ)
個人的にもっともおススメなのが「タオルを60℃程度のお湯に10~20分つける」という方法です。
- 約60~65℃のお湯を浴槽に貯める
- タオルを10~20分程度お湯につける
- 脱水後、標準モードで洗濯し日干し
モラクセラ菌をはじめ、臭いの原因となる雑菌は60℃以上の高温を一定時間かけることで死滅することが多いです。
また、皮脂のような油汚れは高温で柔らかくなることで落ちやすくなります。
牛乳などの加熱殺菌として知られる低温殺菌法(パステュライゼーション)も「63℃~68℃で30分間加熱」なので、個人的にはゆる~い低温殺菌のイメージがあります。
食品をセ氏60~70度の温度で殺菌すること。 高温では風味や色彩、成分の変化が生じやすいものを対象とし、牛乳では62~65度で30分間の加熱殺菌が行われる。 パスツールがワインの変敗防止のために考案した方法で、パスツーリゼーションともいう。
https://kotobank.jp/word/%E4%BD%8E%E6%B8%A9%E6%AE%BA%E8%8F%8C-573945
よーし、早速お湯につけよう♬
ちょっと待ってください!
まずはタオルの洗濯表示を確認しましょう。
タオルの中には60℃に耐えられない生地もあります。
もし、高温に弱い材質だと傷んだり色落ちなどの原因になり得ます。
消費者庁より新しい洗濯表示という案内が出ているので確認しましょう。
より見やすくまとまっているサイトもあるので紹介しておきます。
よく使用される洗濯表示はつぎのとおり。
新洗濯表示 | 説明 | 旧洗濯表示 |
液温は60℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | ||
液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる | ||
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | ||
液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる | ||
液温は40℃を限度とし、手洗いができる | ||
家庭での洗濯禁止 | ||
塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる | ||
酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤の使用禁止 | ||
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 | ||
底面温度200℃を限度としてアイロン仕上げができる | ||
底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げができる | ||
底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる | ||
アイロン仕上げ禁止 |
- 桶の表示は”下線の数”が増えるほどやさしく洗う!
- アイロンは点の数が増えるほど高温でOK!
洗濯表示を確認して問題がなければ、お風呂の浴槽に60~65℃程度のお湯を張って、タオルをポンポン投げ入れましょう。
せっかくなら臭いが気になるタオルをまとめて一気にキレイにしましょう!
ゴム手袋をしてやけどに気を付けながら、タオルがお湯に漬かるようにしてください。
あまり気にしなくても良いですが・・・
最初はお湯の熱が浴槽に奪われるので少し冷めてしまいます。
浴槽にシャワーでお湯をかけて、よく温めてからお湯を張ると良いですよ。
時間が経つと温度が下がってくるので途中でお湯を足すこともできますが、正直そこまでしなくても大丈夫です(面倒くさいですし)。
お湯が冷めるのが気になる場合、60℃より少し高めの温度(65℃程度まで)に設定しておくとよいと思います。
時間が経ったらある程度水を切って、洗濯機にいれてまずは脱水をしましょう。
タオルは熱くなっているので注意!
そのあとに改めて通常の標準モードで洗濯し、日干ししましょう。
乾燥機があれば乾燥機で乾かしても問題ありません。
私の場合、これで臭いが落ちなかったことは今まで一度もありません。
どうしても臭いが消えない場合は、漂白剤も一緒に入れるとさらに効果は高いです。
容量はメーカーの指示に従えば問題ありません。
漂白剤を入れる場合も、洗濯表示をしっかり確認しましょう。
もし、40℃が限度であれば、40℃程度のお湯で洗ってください。
殺菌効果はほぼ期待できませんが、常温の水より皮脂などを取り除きやすくなります。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤でつけおきする(白色、色落ちしない場合に限る)
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤(過酸化水素)は除菌や殺菌効果があるので、バスタオルの臭いを落とすには効果的です。
酸素系漂白剤は臭いはもちろん、シミ汚れにも効果を発揮します。
ただ、使う前に色落ちしないか確認しておくと安心です。
色落ちの確認方法はつぎのとおり。
使用する酸素系漂白剤を少量綿棒につけ、バスタオルの目立たない部分にちょんちょんとつけます。
綿棒に色移りしていなければ問題ありません。
色移りしていたら使用するのは避けたほうが良いかもしれません。
漂白剤は洗濯機に直接投入し、標準モードで洗濯することもできますが、効果がイマイチなことも。
1時間経ったら通常通り洗濯して、風通しの良い日向で干してください。
私は「60℃前後のお湯に10~20分つける」で問題無いので、あまりやりませんね。
アイロンをかける
臭いの原因となる雑菌の多くは60℃以上の高温で死滅します。
そのため、洗濯した後にすぐアイロンをかけることで臭いを消すことが期待できます。
この時、タオルは濡れているはずなのでドライモードでアイロンをかけましょう。
スチームでやる必要はありません。
しかし、アイロンもやりすぎはNG。
バスタオルを傷める原因にもなりますし、そもそもアイロンに対応していないものもあります。
必ず洗濯表示を確認しましょう。
コインランドリーの乾燥機を使用する
コインランドリーの乾燥機(タンブラー乾燥機)を使用するのも一つの手です。
洗濯表示を確認して、タンブラー乾燥機が使用できる場合は使っても大丈夫です。
普通の乾燥機よりも80℃程度と高温のため、乾かしながら殺菌してくれます。
乾燥機の中で回転しながら温風を当てるので、固くなったバスタオルもフワフワの柔らかい状態に戻してくれます。
フワフワは魅力的ですが、コインランドリーに行くのも手間やお金がかかるので私はやりません。
重曹でつけおきする
繊維を傷つけたり、漂白剤の色落ちリスクを避ける手段として、重曹を使う方法もあります。
重曹は雑菌のエサとなる皮脂汚れを落とす効果があります。
- まず40〜60℃のお湯に少量の重曹(容量はメーカーの指示に従う)を入れ、バスタオルを1時間程度つけておきます。
- 1時間経ったら通常通り洗濯して、風通しの良い日向で干しましょう。
この手法はありですね。
ただその後にちゃんと洗えてないと、重曹がタオルに残る可能性があるので注意しましょう。
タオルに臭いが付くのを防ぐ方法
タオルの消臭・殺菌方法について説明しましたが、雑菌を発生させないためにすぐにできることを解説します。
次の4つのことに注意しましょう。
洗濯物をためこまない
洗濯物をためこまないようにしましょう。
洗った後にバスタオルを放置していると、雑菌が繁殖しやすいです。
夏場は気温も高く、湿度も高いので雑菌が生育するには最適な環境です。
忙しくても、なるべくこまめに洗濯し洗濯物を溜め込まないようにしましょう。
使ったバスタオルなどを丸めて放置するのもNG。
湿気と熱がこもって雑菌が繫殖しやすい環境になります。
可能であれば突っ張り棒やハンガーを使って、なるべく生地が重ならないように引っかけておくことをおススメします。
すぐに洗えない場合も、お風呂場の換気扇の下に突っ張り棒をセットし、そこに引っかけて換気扇をONにしておくと臭いリスクを減らすことができます。
洗濯が終わったら洗濯機から出して、すぐに干す
洗濯した後に洗濯機の中に放置するのもやめましょう。
なぜなら、洗濯槽の中は湿度が高く雑菌が繁殖しやすいからです。
また、衣類が重なり合っているため湿気はより溜まりやすい状態。
洗剤を多く入れすぎない
洗剤を多く入れ過ぎないことも大事です。
余分に入れても、洗浄効果は高まりません。
むしろ、洗濯カスが衣類に付着し汚れの原因となる場合もあります。
また、洗剤が衣類に残ることで、肌荒れが起きることも十分にあり得ます。
衣類は直接肌と触れるので、洗剤が残っていると皮膚が常に洗剤にさらされているのに近い状態になります。
洗剤で手が荒れる敏感肌の人は特に注意してください。
洗剤に限らず、柔軟剤・漂白剤などは全て規定分量を守りましょう。
その道のプロであるメーカーが、様々な条件で実験し最適な量を決めています。
洗濯槽は定期的に洗浄する
洗濯槽を定期的にキレイにしていますか?
洗濯槽は水分や皮脂汚れが残りやすく、カビや雑菌などが発生しやすい環境です。
手入れをしなければ、ほぼ間違いなくカビや皮脂・洗濯カスなどの汚れが蓄積されていきます。
カビや汚れがタオルの臭いの原因になっていることも十分にあるので定期的に洗浄しましょう。
目安は2ヵ月に1回程度ですが、臭いや汚れが気になった時も随時行いましょう。
もちろん、やり過ぎはNGですよ。
タオルの寿命は「洗濯回数で30回程度」
そもそもタオルの寿命は洗濯回数にして30回程度とされています。
タオルのパイルや繊維が傷んでくるので吸水性や肌触りはどんどん悪くなっていきます。
と言っても、そんなに頻繁に変えてられないですよね?
さすがに私も30回では変えていませんね・・・(笑)
一般家庭なら、おおよそ半年~1年程度で交換することをおススメします。
また、さすがにゴワゴワしてきたら変え時期です。
摩擦で肌も傷めますし、そこはケチらない方が良いかと。
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シャツの臭いも心配な人は?消臭シャツもおススメ
タオルはもちろん、シャツの臭いも気になる人は多いはず。
基本的には、シャツの臭い取りもタオルと同様の処理をできますが、服の材質により注意する必要があります。
というのも、シャツに必要以上に熱をかけると、生地が傷んだり伸縮する恐れがあるからです。
タオルならまだしも、シャツが伸びたら困りますよね。
そんなあなたに消臭シャツをおススメしたいです。
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まとめ:タオルの臭いは60度のお湯でカンタンに取れるので試してみて!
この記事では、タオルの臭いの原因と臭いを取る方法や臭いがする原因を解説しました。
タオルの臭いを取る方法をもう一度確認しておきましょう!
- 60℃前後のお湯に10~20分つける(おすすめ!)
- 酸素系漂白剤でつけおきする(白色、色落ちしない場合に限る)
- アイロンをかける
- コインランドリーの乾燥機を使用する
- 重曹でつけおきする
ここに書いている方法を利用すれば、タオルの臭いが取れるはず!
ぜひ試してみてくださいね。