アジア最大級のコーヒーに特化した展示会「SCAJ」。
日本のみならず、中南米や東南アジアなど世界各地からコーヒー業界関係者が集うことで、コーヒー好きにはたまらないイベントです。
業界関係者しか入場できないと思われがちですが、実は一般入場もOK!
招待状をゲットする方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
SCAJとは
名称 | SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2024 (SCAJ World Specialty Coffee Conference and Exhibition 2024) |
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会期 | 西3・4ホール 2024年10月9日(水)〜11日(金)10:00〜17:00(最終日は16:00まで) 南3ホール 2024年10月9日(水)〜12日(土)10:00〜17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 西展示棟3・4ホール、南3ホール |
主催 | 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会 |
入場料 | 4日間共通 事前登録2,000円/当日3,000円(税込) *招待状があれば無料 |
出展規模 | 350社/540小間 見込(前回2023年 311社/510小間) |
来場規模 | 70,000名 見込(前回2023年 69,201名) |
参加国・地域 | 来場60/出展30カ国・地域 見込(前回2023年 来場55/出展31カ国・地域) |
SCAJは、「Specialty Coffee Association of Japan」の略称で、日本におけるスペシャリティコーヒーの普及・発展を目的に2003年4月22日に設立された団体です。
設立以来、ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップの開催やコーヒー研修、研究活動などを行ってきました。
今回で19回目を迎えるコーヒー特化の展示会ですが、昨年を上回る来場者数を見込んでいて、かなり熱いイベントになることが予想されます。
入場方法は?事前登録を忘れずに!【一般入場OK】
SCAJ2024は、もともと業界関係者のための商談がメインの展示会です。
しかし、一般の人も入場できるので安心してください。
ただし、明らかに一般の人をターゲットにしていない企業も出店しています。
入場バッジには業界が記載されるので、一般の人には素っ気ない態度を取られることも😢
その点は注意してください(去年行った時は、そういうところもいくつかありました…)
なお、SCAJ2024は事前登録制です。
招待状をもらっただけで終わらせるのではなく、必ず事前登録を済ませておきましょう。
カンタンな流れはつぎのとおりです(詳細はこちら)。
ちなみに、入場証は会期4日間を通して有効なので、一度の登録で何度でも入場できますよ。
複数日行く人にとってはありがたいですよね。
さて、ここからはSCAJに実際に参加した様子を備忘録の意味も含めて紹介します。
SCAJ2024レポ【写真あり】
SCAJ2024の開催場所は、昨年同様”東京ビッグサイト”でした。
平日に行ったので、午前:西エリア⇒午後:南エリアの順に回ることにしました(土曜日は南エリアしかやってない)。
SCAJの良いところは、他のフェスと違って”チケット”や”コイン”などを消費せず試飲ができること。本当にありがたい限りです…
ちなみに戦利品はこちら(購入品&サンプル)。
Ethiopian Coffee House(エチオピアン コーヒー ハウス)
今回気になったのは「Ethiopian Coffee House(エチオピアン コーヒー ハウス)」さん。
エチオピアコーヒーの卸売業者さんで、ふだんは業務用のコーヒ生豆を取り扱っているとのことでした。
ただ、SCAJ2024のために特別にロースト豆も用意していて、これがとてもおいしい!
エチオピア特有の華やかな香りはもちろん、雑味も少なく飲みやすかったです。
3種類試してどれも良かったのですが、一番エチオピアらしさを感じた「KARAMO」を200g購入。
Nigusse氏が手掛ける高品質なコーヒー豆で、エチオピアコーヒーハウスでも紹介されているので興味があればぜひ読んでみてください(記事はこちら)。
Fruits Coffee Lab(フルーツコーヒーラボ)
「Fruits Coffee Lab(フルーツコーヒーラボ)」は、オーストラリアのメルボルン発のタンブラーブランド”STTOKE”が手掛けた新体験のコーヒー。
起源については公式サイトより引用します。
オーストラリアの人にとって朝に欠かせないもの。
それはコーヒーと、フルーツ。
ある朝、STTOKEカップで飲んでいたコーヒーの中に落ちてしまった食べかけのフルーツは、カップの中でその果汁が溶け出し、思いもよらないフレーバーを生み出しました。新しいことへの挑戦が好きなSTTOKEは、このことにヒントを得て新しいコーヒー作りへの挑戦を開始。
https://fruitscoffeelab.com/
いわゆるインフューズドコーヒーで、豆の発酵時に一緒に果物などを漬け込む製法。それにより、コーヒー豆に香りが移るんです。
最近流行っていて賛否両論がありますが、試みとしては面白いですよね。
現時点でのラインナップは全6種類。
- レモン
- いちご
- オレンジ
- バナナ
- ウイスキー
- ラム
いちごとウイスキーを試飲させていただきましたが、確かにいちごの芳醇な甘酸っぱい香りや、ウイスキーの”樽感”が再現されていました。
デイリーで飲みたいかというと、「個人的にはそこまでかも…」と思いましたが、たまに普段と違うコーヒーを楽しむ分には良いのかなと。
チャレンジングな試みで、刺激を受けました。
Coffeedot
今回、一番おいしいコーヒーを飲めたのが熊本県熊本市から参戦の「Coffeedot(コーヒードット)」さん。
Finca El Paraiso Y-05 Lychee(コロンビア エルパライソ ライチ)が格別に美味!
飲む前からブワっとフローラルな香りが広がって、ライチのジューシー感もバッチリ。
それでいてコーヒー本来の香りも損なわないで、文句のつけようがありませんでした。
購入すれば良かったと、かなり後悔しています…
また機会があれば試したいコーヒーショップさん。
RED POISON COFFEE(レッドポイズンコーヒー)
昨年のSCAJで知ってから大好きな「RED POISON COFFEE(レッドポイズンコーヒー)」。
SCAJ2023では”ピーチ”や”焼き芋”の香りがするコーヒー豆が話題になりました(どちらもおいしかった!)。
今年は、トロピカルフルーツミックスやハチミツジンジャーといった個性的なコーヒーを楽しめました(ちょっと好みとは異なりましたが…)。
ラムレーズンの香りの”ブレンド”が今回も出ていたので、そちらは迷わず購入。
今後も応援したいコーヒーショップのひとつです。
ギャラリー
SCAJ2023レポ【写真あり】
SCAJ2023の開催場所は東京ビッグサイトでした。
会場は大きく西エリアと南エリアに分かれていて、南エリアでは全国各地のコーヒーショップがコーヒー豆の販売や試飲を提供していて楽しかったですよ。
一般的なコーヒーフェスと違って、無料試飲できるお店がたくさんあったのが印象的でした。
また、コーヒー器具を販売しているお店もいくつかあって、使えば毎日のコーヒーがより楽しくなるだろうなと感じました。
ギャラリー
SCAJ2023に参加して知った「レッドポイズンコーヒー」さん。
こちらも別の機会に記事にしたいと思います。
SCAJの招待状を無料で手に入れる方法
SCAJに参加する企業やショップが招待状を配布している場合があります。
コーヒーショップの場合、コーヒー豆を購入したらもらえるケースが多いです。
コーヒー好きなら、コーヒー豆はふだんから買うし、ついでにもらえると考えればタダみたなもの(笑)
わたしは去年はポストコーヒーのサブスク、今年はレッドポイズンコーヒーでコーヒー豆を購入しゲットしました。
招待状が手に入るショップをザっと調べてまとめたので、ぜひ参考にしてください(無くなり次第終了)。
ポストコーヒー | 【先行予約販売】SCAJ招待券付き ロースターパートナーコーヒー豆ボックス(45g×3種 / 9杯分) ※2024/9/13まで |
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レッドポイズンコーヒー | コーヒー豆とセットでカートに追加 |
Daiichi F&L | SCAJ2024 ご招待状 郵送のみあり(日時指定不可) |
KURASU | SCAJ2024 無料招待チケット 他の商品と一緒にカートに入れる 配布予定期間:9月4日〜9月27日お昼12時まで |
THE COFFEESHOP | 1,000円以上ご購入で1枚プレゼント |
WAVY COFFEE ROASTERS | オンラインショップ5000円以上購入でプレゼント *5000円以上ご購入で、2枚まで招待券がつく |
CROWD ROASTER | ローストイベントへ参加、もしくは商品を購入すると1商品【100g】につき1枚プレゼント |
SOT Coffee Roaster | 希望者にオンラインストア又は定期便のご注文に同梱。 ※先着順、数量限定 |
株式会社セラード珈琲 | 9/9(月)よりSCAJ招待券をご請求書(納品書)に同封し、配布 |