「使わなくなった香水や化粧品は、買取に出すか処分するしかない…」と思っていませんか?
実は、寄付することで世の中のために活用することもできるんです。
今回は、そんな香水や化粧品の寄付サービスを3つ紹介します。
処分や買取で悩んでいる方は、ぜひ新しい選択肢に入れてみてください。
香水・化粧品の寄付は買取と何が違う?
不要になった香水や化粧品を寄付することで、社会福祉団体や個人を支援できます。
集められた香水や化粧品は、必要としている国内外の人たちに寄贈されます。
もしくは、換金したうえで支援金としてNPO・NGO団体に寄付されたりと、様々なかたちで有効活用されます。
寄付なので自分のもとにお金は入りませんが、世の中のために使われ、社会貢献につながるのが買取サービスとの違いです。
また、「使いかけOK」「メーカー不問」といった場合が多いため、余っている香水をまとめて送りやすいのも特徴。
身のまわりも片付き、支援にも役立てられる、そんな良いことだらけのサービスなんです。
香水や化粧品を寄付できるおすすめサービス3選
香水や化粧品を寄付できるおすすめサービス3選を紹介します。
NPO法人 もったいないジャパン
「NPO法人 もったいないジャパン 」は、「もったいない」の精神にもとづき、廃棄されてしまう食品・日用品を国内のNPO団体や海外NGO団体、被災地支援団体などに送っている非営利活動法人です。
香水は開封済みや使いかけのものも受け付けており、残量の指定もありません。
ですが、寄付先の人たちのためにも、劣化や破損がないか、ある程度の残量はあるかなどをチェックしてから送った方が良いでしょう。
寄付する際は、サイトに記載してある送付先に送るだけなのでカンタン。
希望をすれば受領証ももらえるので、届いたことをしっかり確認できます。
NPO法人もったいないジャパンは2007年から本などの寄付を始めており、活動期間も長い団体です。
初めて香水や日用品の寄付をするなら、基盤のしっかりしているサービスだと安心できますね。
NPO法人 不用品の物品寄付で明るい社会を築く会
「不用品の物品寄付で明るい社会を築く会 」は、お家にある不用品を回収し、社会に還元する活動を行っているNPO法人です。
こちらでは、集めた不用品をそのまま使うのではなく、換金して福祉団体などに支援金として寄付しています。
そのため幅広い分野の社会支援活動を応援できるのが特徴です。
香水は、残量が8割以上あれば寄付できます。
購入から3年以内という条件はありますが、メーカーの指定はなく箱無し品も送付可能です。
ただし、劣化や破損が見受けられるものは換金できなくなってしまうので寄付は控えましょう。
また、換金した後の香水は海外に送られ現地で再利用されるので、無駄になることはありません。
自分が寄付したものが支援金やリユース品になるなど、目的がはっきりしているため安心感がありますね。
ありがとうブック
「ありがとうブック 」は、社会貢献事業を手がける「株式会社ホンカウ」が運営している寄付サービスです。
日用品を中心に不用品を集めており、換金して寄付金にしたり、支援品としてNPO・NGO団体に送ったり、ニーズに合わせて柔軟に支援を行っています。
香水は購入から2年以内のもので、残量が半分以上あれば外箱無しでもOK。
ただし、劣化しているような状態の悪いものは寄付買取対象外となってしまうので注意しましょう。
寄付する際は、支援団体を自分で選ぶことができ、郵便・宅配・出張の3つの中から寄付品の量に応じて最適な方法で送れます。
また、寄付金・寄付品となってNPOなどに送られた後は、その報告もしてもらえます。
結果を知れるので、支援につながったという実感が得られるはず。
寄付のメリット・デメリット
香水や化粧品を寄付するメリット・デメリットを解説します。
寄付サービスのメリットは?
社会貢献につながる
自分が寄付したものによってNPO・NGO団体を支援できたり、必要としている人の助けになったりと、貢献実感を得られます。
買取サービスとの大きな違いであり、寄付サービスの一番のメリットでしょう。
不要な香水や化粧品を一気に片付けられる
使いかけでも寄付できる場合が多いので、余っている香水や化粧品をまとめて片付けられます。
ただ処分するのではなく有効活用してもらえるので、気持ちも良いですね。
NPO法人などが運営しているので安心
NPO法人や社会貢献事業を手がける企業が運営していることがほとんどです。
社会支援活動を専門とする団体なら、安心して寄付できますね。
寄付のデメリットは?
基本的に送料は自己負担
基本的に寄付する側が送料を負担します。
寄付サービスの活動を支えることにもなるので、それも含めて支援だとも言えますね。
支援先がランダムな場合もある
寄付品の送られる先を選べるサービスと選べないサービスがあります。
もちろん無駄になることはありませんが、どこでどう活用されるのかを知りたい場合は支援団体を選べる寄付サービスを利用しましょう。
少量だと受け付けてもらえないことも
ダンボール1箱〜など、ある程度の量がないと寄付できない場合もあります。
寄付サービスごとに異なるので、送る際は条件をしっかりと確認しましょう。
寄付はどんな人におすすめ?
寄付サービスは、「香水や化粧品をただ捨てるだけではもったいない」と感じている方におすすめです。
買取サービス対象外の香水など、処分するしかないと思っているものでも、寄付サービスであれば回収してもらえる可能性があります。
寄付することで社会に貢献できるため、「誰かの助けになりたい」「不要な香水を有効活用したい」という気持ちがある方はぜひ試してみてください。
「余った香水や化粧品の寄付」から社会支援をはじめてみよう。
今回は、香水や化粧品の寄付サービスについて紹介しました。
「余った香水や化粧品の寄付」も、実は社会貢献の大きな一歩になるんです。
「捨てる予定の香水を有効活用できたら…」と少しでも興味を持った方は、ぜひ寄付サービスを試してみてください。
あなたの寄付で、きっと誰かが笑顔になれるはずです。